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2007年7月 アーカイブ

2007年7月 2日

今年はJBossが来る予感...

日本全国に展開している私のアンテナショップ(意味不明? まぁ、つかみだからいいか。)がキャッチした情報をもとに分析してみると、今年はJBossが来る予感。。。

RedHatがJBossを買収したまでは覚えていたが、突如、私の目の前に急浮上してきたのだろうか。いや、きっと必然的なものなのだろう。

当然ながら「商用オープンソース」としてのRedHatの成功シナリオをもとにした戦略を取ってくるわけで。すなわち「商用サポート付き」。これほど魅力的な言葉は無いのでは。さらに、サブスクリプション型のライセンス体系で、初期導入コストが無いに等しい。そして、コミュニティとして、今や2EE仕様をリードする存在感。理由を挙げると、沢山ある。

でも、なぜ、今年なのか? それは、「日本国内でのサポート強化」にある。私の前職時代の知人もRedHat JBossへ移籍した。何か手応えを感じているようである。人が動けば何かが動くのがこの世界であり、兆候は現れるもの。参考のために、以下にプレス記事へのリンクを貼り付けておこう。

http://www.jp.redhat.com/news_releases/2007/05232007.html

企業向けに使うのに少し抵抗があったSI会社が、日本での商用サポート付きと言うことであれば、動くのではないか。責任分解点理論が重視される日本社会では、これはかなり大きな理由付けというものだ。

なお、誤解の無いように説明しておくが、弊社はJBossだけを特に推奨しているわけではなく、どのベンダーからも中立的なポジションに立っている。それは弊社がコンサル会社であるからと言うのも1つの理由であるが、我々の中での答えは明確で、「どのアプリケーションサーバが良いかは、諸々のコンテキストにより決定されるべきもの」であるから。すなわち、システムの特性、プロジェクトの事情、担当者の思いなどにより決定されるべきものだからである。

いずれにせよ、今年はJBossの動きに注目ということだけは、読者の皆さんに発信しておきたい。


2007年7月 5日

「Beyond Java」と茹で蛙

先日「JavaからRubyへ」って書籍が出版されましたが、実はその前編とも言える「Beyond Java」っていう名著があります。残念ながら、こちらは日本語翻訳版(注1)は出版されていないのですが、英語原本で良ければ購入できます。「JavaからRubyへ」はどちらかと言うと、マネージャー向けに書かれているようですが、「Beyond Java」はJavaを一通りマスターしたプログラマーに是非読んでもらいたい内容です。文章にセンスがあって、例え話もとても面白いです。私の超お勧め本です。

内容はJavaの先に見えるプログラミング言語の洞察などが中心となっていますが、第一章に「茹で蛙(Boiling Frogs)」の例え話が出て来ます。この茹で蛙の例え話は、別にJavaに限ったことわざではなく、熱湯に蛙を入れると逃げ出すのに、ぬるま湯につけられて徐々に温度を上げられると熱いと思ったときにはもう手遅れで致命的だよ注意しな、って話ですが、これが実にJava技術者の現状をうまく比喩表現出来ている気がします。特に我々のような一歩先を歩まねばならない会社にとっては死活問題でもあります。もちろん、まだ沸騰するほどお湯の温度は上がっていないですし、今後、どうなっていくかは分かりませんが、周りの温度のチェックだけは怠らないようにしないと行けないステージに入ってきた感はありますね。先日の「JavaとRubyを」のブログ記事も参考にして見て下さい。

(注1) あまりに素晴らしい内容なので、出版社の方に、日本語の翻訳版を出版して頂けないかとお願いをして見ました。現在、真剣に検討頂いているようで、ひょっとしたら翻訳版が出版されることになるかも知れません。

2007年7月10日

今後のJavaはEEよりSEに注目か

最近、皆さんはJava EE(Enterprise Edition)の新バージョン、例えば、Java EE 5とか、Java EE 6に、どれだけの興味を持って注目しているだろうか。もはやコミュニティ主導で進化する中、Java EE仕様は完全に、追いかけられる側から、追いかける側に回った感がある。ラボの他のメンバーも自身のブログ(kimada)に記載しているが、今さらJava EEの中で仕様化することに、どれだけの意味があるのだろうか。逆に混乱を招かなければ良いのだが...。

かと言って、Java EEのコミュニティ主導のスペックにも、その威力と影響力が薄れてきている感がある。Javaが、定住化する中で、それぞれが成功体験と成功パターンを蓄積してきているわけで、その尺度との比較で、冷静に、かつ、賢く物事を測ることが出来るようになってきたということだろうか。あるいは、皆と同じようにやっていても競争に勝てないので独自の工夫を凝らし始めたからだろうか。一部では、「ブルーオーシャン戦略」って用語までも飛び出して来ているようなので...。(この件に関しては、いつの日か弊社のBlendの思想について語る機会を頂くことにしよう。)

それよりも、私の中では、Java SE(Standard Edition)の進化への興味が増している。これは多分にRubyの影響が大きいのではあるが...。Java SE 5としては、GenericsやAnnotationなど、大幅な仕様拡張が行われたのは記憶に新しいだろう。個人的には、Annotationに大いに興味があるし、上手に使いこなしたい(乱用ではなく上手に...ね)と思っている。これまた他のメンバーのブログ(hisama2)で記載されているが、クロージャなど、まさに今後のJavaは言語的な進化がテーマなのであろう。そうでないと、今のJava EEも乗り越えられない壁にぶち当たっているようにも思える。

追記:
この記事ではチームメンバーのブログ間の相互の関連付けを行ってみた。以前のブログ記事でも記載したが、相互作用により生まれてくる何かに期待したい。インターネットWeb 2.0の世界ではそれが普通なのだから。


2007年7月18日

FMSCでSEO対策

先日ホームページ(http://www.fourmeisters.com)をリニューアルしたのですが、そのついでに少しSEO対策を施してみました。何がしたかったのかと言うと、「FMSC」キーワードで検索しても、弊社のホームページが引っ掛からなかったからです。

弊社のLong Nameは、「フォーマイスターズ・システムコンサルティング(Four Meisters System Consulting)」なのですが、略称では、「FMSC」なのです。私が言うのも何ですが、そもそも、フォーマイスターズ...って常識的に考えて長過ぎるんですよね。うゎ、ながぁ、みたいな。Webで会社名を入力しないといけない時とか、最大全角20文字とかで切られてたら全部入らないし。受付で名前言っても一発では通じないとか、まずカタカナの並びとして覚えれる名前じゃないんだよね、英語で理解してないとね。なので、みんな知り合いはFMSCって方を使うので、検索エンジンにもFMSCで引っ掛かって欲しかったわけです。

何をしたかって言うと、我々はSEO対策の専門家ではないので、単純にtitleにFMSCを入れて、さらに、metaタグのdescriptionにもFMSCって用語を盛り込んだだけなのですが。その効果があって、先週よりYahoo検索で、今週よりGoogle検索で、FMSCキーワードで引っ掛かるようになりました。

めでたし、めでたし。...ってか、やっぱ会社名、変えた方が良くねぇ?

2007年7月19日

クリック募金

前々から自分でブログを始めたらやってみようと思っていた寄付金のブログパーツ。
まだ右側の常駐バナーにするかどうかは検討中。

このブログで展開している弊社(FMSC)のラボ活動の公開情報が、また、この私個人のブログが少しでもお役に立てればクリック募金していって下さいな。

thanks.

2007年7月24日

家訓にまつわるお話

今日は家訓にまつわるお話。

実は我が社(FMSC)には家訓があるのだ。家訓と言っても、「顧客尊重」とかそう言った社訓じみた話ではなく、フレームワーク開発時において留意すべき事柄を家訓として表現して見ただけなのであるが。これはFMSCの2周年記念パーティの席で、出席者へのプレゼントとして披露したコンサル・ネタなのであるが、先日4周年を迎えたこともあり、ここにアップデートしておこう。

【家訓:Javaフレームワーク編】

其の一: 技術や手法に酔ってはいけない

いくら素晴らしい技術や手法に出会ったとしても、それに酔いしれることなく、本来の目的を達成するに相応しい方法で。酔っ払うと周りが見えなくなっちゃいますよ。とにかく自己満足型、複雑超越型、趣味型にならないように。特に研究機関やコミュニティに多く見受けられる症状。そして、もう少しシンプルに行きましょうね。

其の二: 今が華ってことはよくある

とにかく流行モノに跳び付きたがる挙動を制止するための一言。単なる流行モノなのか、本流モノなのか見極めは確かに難しいし、そもそもそれはマーケットが決める事。ちょっと待てよ、頭を冷やして冷静に。それだけで効果は充分かな。問題発言したく無いのでどの技術とは言わないが、芸能界で言えば、あの人は今?って事象に近いものはこの業界でもあるのだ。それはさておき、まあ、最初の跳び付きたい挙動さえ抑止できれば良いための薬ってことで。

其の三: 偏り過ぎには必ず副作用が伴う

そのことがやたらと気に言っちゃうと、それがすべてに思えてしまう症状を和らげるのに効果的な薬。最近で言えばDIコンテナに捧げたい一言かな。其の一に類似するが、何事も乱用は避けましょう。世の中広いのです。視野を広く持ちましょうね。

其の四: 銀の弾丸など無いのだ

これはあまりにも有名な言葉なので、説明不要でしょう。ご存知の通り、魔法の解決法など無いということ。


以上が、2年前に考案された家訓。いかがだろうか。

当時の時代背景としては、技術的にはJ2EE仕様に対してDI+AOP+POJOが叫ばれ始め、オープンソースとしてStrutsから新興勢力としてSpringやHibernateなどが登場してきた時代で、正に混乱の時代。我々は、これらの家訓を戒めとしながらも、その先に見える新しい秩序の世界へのシナリオを描いて、正に、生き残りへの進化を遂げようとしていた時期でもある。我々の創業時からの持論でもある、「進化論」、まさに、技術・環境・活用形態の変化...さらに物事の考え方などに至るまで、変化への対応を遂げていた時期である。

あれから2年、さて、今日、これらの家訓を与えられたとして、どうだろうか。保守的過ぎるように感じるのは私だけだろうか。Java業界としては「乱世」から「安住」の時代へと移った感がある中、今、求められているのは、そこまで「保守的」な考えではなく、「革新的」な考えの取り入れではないだろうか。まさに、イノベーション、新しいことを取り入れる変化、それを起こさせるべき家訓としての言葉が求められているのではないだろうか。

もちろん、これまでの経験で培った家訓に手を加えるつもりも無い。そこで、4周年を記念して、4つの家訓に加えて、1つ追加して、この家訓ストーリーを締めくくることにしたい。

其の五: それでも環境は変化し、人も進化しなければならない

いかがなものだろうか。


2007年7月26日

さようならNorton、こんにちはNOD32

今日はアンチウイルスソフトのお話。

なぜって、それはビルドとかデプロイに掛かる時間に大きな影響があるから。まぁ、普通の作業でもPC重いのって嫌ですよね。特に我々のようなヘビーユーザにとっては重要。快適、快速にしたいですよね。

まずは、このサイト(「何のソフトを入れているとWindowsが重くなるのかリスト」)の情報から見て下さい。ちなみに反響が大きかったようで、英語のサイト(ここ)の方は、記事がアップデートされているので、英語が苦手な人も、結果のグラフだけでも見ると良い。

実は、私のPCには、最近まで、なんと「Norton Internet Security 2006」が入っていたんですよね。堂々の1位(←これワーストの意)。もちろん、重すぎる機能はオフにして使っていましたけど。

先日、あるお客さんでビルドが何十分も掛かるって言ってたけど、私のNotePCでやれば数分で終わるんだけどなー。今度からは、どんなアンチウイルスソフトって使ってます?って聞くようにしようっと。

どのソフトが良いかは人によって違うので、それぞれググって調べて下さい。
どれでも同じと思ってたんですが、そうじゃないみたい。以下、ご参考。

http://www.nandemo-best10.com/f_pcsoft-antivirus/
http://itnavi.com/AntiVirus/

私が新しく仕入れたのは、「NOD32」ってやつ。とにかく軽い、快適、快速。
やっぱ環境とかツールって類は、Lightweightなのが良いってことかな。
最近、妙にTomcatばっかり使ってるし。

では締めに今日の一言。

「CPUとかメモリとかディスクよりも、アンチウイルスソフトに正しくないと、最快速は得られない」

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