Macへの移行を決断した、最も大きな「物理的」きっかけは、VMware Fusionが普通に動いているのを見て、今まで使っていたPCの環境を、そのまま移行できそうだと感じたことです。それによって、「それまで行っていた仕事を、そのまま継続できる環境を維持する。」という、最も重要な要件は満たされると確信しました。
実際の移行作業は、VMware社から提供されている、VMware Converterという移行ツールを使って行いました。VMware Converterは、大きく分けると以下の3パターンの環境から、VMwareの仮想マシンに変換することができます。
VMware Converterを使用することで、ふつうなら上記のいずれかで簡単に、仮想マシンを作成することができます。ところが、私の場合は、ちょっとの事前準備が足りず、ストレートには行うことができなかったのです。そのときの反省を踏まえ、実際にやってみたことを、簡単にまとめてみました。
元のPCで使用していたVMware仮想マシンの切り出し
以前の投稿 で書きましたが、Ubuntu Linux + Oracle XEという組合せの仮想マシンを使っていました。それはそのままMacBookにコピーし、VMware Fusionで単純に開くだけで、すぐに起動することができました。VMware Toolsのアップデートを促すメッセージが出るので、ヘルプドキュメントの「VMware Tools のインストールとアップデート」に従って実行すれば移行完了です。これは簡単ですね。実はそもそも、この仮想マシンを作っておいたのは、Macへの移行を簡単にするための布石だったので、その狙いはみごとにヒットしました。
動作中のPC環境を丸ごと移行する方法にチャレンジ
まずは、移行元のPCに、VMware Converterをインストールし、起動します。
あとは、VMware Converter 3.0 User's Manual のP.31 [VMware Converterによるマシンのインポート]にしたがって操作していきます。
手順1:ソースの選択
[ソースとして物理マシンを選択する]が、このパターンに該当します。
手順2:新規仮想マシンのデスティネーションの選択
[ソース マシンとしてWorkstation仮想マシンをインポートする]で出力先などの設定を行います。
インポート タスク作成の終了
ここまでたどり着けば、あとはそのまま終わるまで放置します。かなり時間がかかるので、金曜日の夜に実施することをお奨めします!
私は、出力先として、とりあえず手持ちの2.5inのUSB外付けHDDを使用したのですが、何度やっても途中でエラーが発生して、最初の週末は、移行を断念しました。そのHDDへの書き込み処理が遅延したことが原因だったようです。後日、弊社の別のメンバーが、もっと性能がいいHDDを購入し、それを使ったところ、何の問題もなく成功したようです。私も事前に用意しておけばよかったと反省しています。
Workaround
私は、普段のバックアップは、Norton Save & Restore を使っていました。次の週末に仕切り直しで、そのバックアップイメージからコンバートすることでようやく、Windows環境の移行が完了しました。初回起動時には、以下の2つのことをやる必要があるので、注意してください。
WindowsやOfficeのライセンス認証を行うことが要求される。
VMware Toolsのインストールを促すメッセージが出るのでインストールする。
とりあえず、元のPCの中身がほぼそっくり復元することができ、物理的な要件である、業務に支障なしの状態を作れたので、第一段階終了です。
次回は、「Macでできることは、できるだけMacでやる。」というテーマで行ったことを書いてみたいと思います。